吉祥寺ゆとりロゴ
とり

2008年09月29日

スイカ

最近お寒うございますね。
この温度差で体の調子を崩している方が多いようです。
みなさんも気を付けて下さい。

この「ゆとり日記」の熱心な愛読者の友達に、前回の日記はおセンチで気持ち悪いと言われました。
そのおセンチ日記の最後に今年は桃がおいしかったと書きましたが、今年は全体的に果物が甘くありませんでしたか?
スイカが特に普段より甘いというか、味が濃くておいしかった。

子供の頃、一番好きな果物は迷わずスイカでありました。
あれを丸ごと食べられたらどんなに幸せだろうと思っておりました。

ちょうど18歳ぐらいの頃でしょうか。
知り合いのおばさんの家に行った時に、おばあさんはスイカを出してくれました。
そして、若い人にはたくさんあげると、丸を1/3にしたぐらいの大きさで食べさせてくれました。
憧れの丸ごとスイカには届きませんが、1/3でも相当なボリュームのあるスイカでした。
それはそれは夢のような瞬間でございました。
しかし、大喜びで一口食べてみると、それが全然味が無いじゃありませんか。
でも水分だけはたっぷりとあって、食べれば食べるほどうす~ぃ青臭い味のスイカ汁だけがお腹にたまっていきます。
せっかくおばあさんが、若い人が来るからと用意してくれたのに途中で残すわけにもいかず、夢のような時間のはずが無理矢理スイカを押し込む闘いの時間になってしまいました。
お腹はザブザブになり、だんだんと寒気がして来ました。
やっと全部食べ終わりましたが、なんとあろうことか赤いところを2㎝ぐらい残したままという、ぼくが最も軽蔑している終わり方になってしまいました。
でもそれが精一杯でした。

それ以来、わたくしはあんなに好きだったスイカに全くと言って良いほど魅力を感じなくなってしまったのでございます。
嫌いになったわけではないので、出されれば食べますが、ちっとも美味しいと思えず毎回あのザブザブスイカをなんとなく思い出していました。
自ら買って食べようなんて思いもしません。
最近ではカットフルーツなんていう一口大に切ってパックに入ったスイカを抵抗なく食べるほどに落ちぶれていました。
ところが、今年の味が濃く甘い甘い赤い赤い種の黒い黒いスイカに出会い、あの頃のスイカのおいしさを少し取り戻したような気がします。
これから、夏が来る度に少しづつ少しづつ、本来の自分の中の大好きだったスイカを取り戻せることを願っています。


posted by at : 20:17 | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年09月13日

夏の終わり

やっとなんとなく涼しい秋の気配になりましたね。
この時期が一番好きです。
でも、どうして夏がもうすぐ終わると思うとなんとなく寂しいような焦るような気持ちになるんでしょうか。
みんながそうかははかりませんが、ぼくの周りの人はけっこうそういう人が多いので、きっと世の中一般的にそうなのではないかと思っています。
ぼくが思うに、この感情には小学生から続く「夏休み!」という約1ヶ月続く重要な行事が関係しているのではないでしょうか。
8月後半になると「まだまだあると思っていた楽しい楽しい夏休みがもうすぐ終わってしまう。」という寂しい気持ちがと、まだあれもやっていない、これもやっていないという焦りがジワジワとこみ上げて来ます。
ぼくは大体、夏休みの朝10時ぐらいにやっていた「夏休みアニメ祭り」の様な番組で昔のアニメや仮面ライダーなんかを毎日放送していたのが、8月の後半に終わってしまうと夏休みの終わりを感じ初め、またいつもの日常に戻らなくてはいけないのか・・・と寂しくなっていました。
あとヒグラシが鳴き始めるのも、寂しくなる合図でした。
そんな感情を、日本人では少なくとも小中高と12年間は味わうわけです。
それが大人になっても無意識に夏の終わりを寂しく焦らせる原因なのではないかと思うわけです。
こんなどうでもいい事を読んでくれてありがとうございました。
あとしばらく、この何ともいえない寂しい気持ちを楽しみましょう。

今年は、普段そんなに好きでも嫌いでもなかった「桃」と「そうめん」がやたらと美味しく感じますが皆様はいかがでしょうか?


posted by at : 20:28 | コメント (0) | トラックバック (2)